![]()
![]()
インナーサイレンサー装着
TRUST Power ExtremeU + APEXi ACTIVE TAIL SILENCER
(作業日2008年 2月 2日)
2008/02/14
最終更新日:2008/02/15

|
トラストのパワーエクストリームUはJASMA認定ですから、音量はとても静かな砲弾型マフラーだと思います。ですが、それは、ある程度回転数を上げた時の音量。街乗りで肝心なのは、アイドリング時〜2,000回転程度の低速回転時だと思っています。エンジン始動直後(暖気運転時)や車庫の出し入れの時のうるささに効いてくるのは低速回転時です。そして、うるさいと感じるのは、身体まで共振してしまうような重低音成分だと思っています。低音成分は指向性がありませんから、どこかで低い音がしていると、マフラー出口の方向に関係なく音が響くのです。 今回、JASMA認定のマフラーをチョイスしたので、インナーサイレンサーを装着することで、あるいはノーマル以上に静かに出来るのではないかとの期待もありました。 第一候補として、フランジサイレンサーという、センターパイプとテールパイプ接続部のフランジに挟むタイプのインナーサイレンサーが挙げられました。ただ、これは、確実にフランジ部で絞ることになるので、抵抗が増すことは間違いありません。マフラー出口部にインナーサイレンサーを装着するのと比べるとスッキリしていていいのですが、脱着が容易ではありませんし、かなり気持ちが揺れたのは、SFCのインナーサイレンサーだったのですが、「音質はそのままで音量だけ下げる」ということでしたので、重低音成分がカットできないということは、うるささ感と言った方がいいのでしょうか、期待しているレベルをとても満たしてくれそうにないと思ったのでやめました。なんとなく、失敗しそうだなという予感があったので、冒険はしないことにしておきました。(^_^;) となると、排気量をコントロールするタイプのインナーサイレンサーを探すことになります。はっきりいって脱着は面倒なので、なるべくやりたくありませんし、インナーサイレンサーを装着したままで全開に出来るものが理想だと思い探しました。2つ候補が見つかりました。 1つは、マニュアルで排気量をコントロールできるタイプです。触媒とセンターパイプのフランジ部に装着してワイヤーでバルブを開閉するエキゾーストコントロールバルブ(ECV)というのがAPEXiから出ていました。これは実は、BRAVEマフラーTypeT装着時に、インナーサイレンサーを外した状態でも静かにするにはどうしたらよいかと考えた時にも候補に挙げられました。ただ、絞る場所が触媒直後なので、出口で重低音が十分にカットできるのかどうか不明確な部分があります。バルブを閉じて排気量を制限するので、音量自体は小さくなりそうですが、パイプの太さは変わりませんから、音質自体を低音成分をカットするように働かせることは出来ないのではないかと、結局、フランジタイプのインナーサイレンサーと同じじゃないかということに気づいたので、候補から外れました。 もう1つは、排圧によって排気抵抗が変化するタイプです。こちらもAPEXiの製品ですが、排圧感応開閉式バルブ機構を採用しているACTIVE TAIL SILENCER(ATS)です。マフラー出口に装着しますので、バルブが閉じている時は、細いパイプを通した音になりますから、確実に低音成分をカットすることが出来そうです。排圧によって排気量をコントロールできるので、通常の出口装着タイプのインナーサイレンサーと違い、そのまま全開にすることも可能です。それに、低速回転時にマフラーそのものの音量と音質を楽しみたい時に、簡単に取り外すことも出来ますから、このインナーサイレンサーを装着することにしました。 ACTIVE TAIL SILENCERをヤフオクで入手しました。パッケージには、APEXiのN1マフラーを装着したR33 GT-Rのパワートルクグラフが表示されていました。スカイラインとランエボとでは異なるかもしれませんが、参考にはなると思います。インナーサイレンサー無しが最もよいのですが、インナーサイレンサーとしてACTIVE TAIL SILENCERを装着するとインナーサイレンサー無しに近い特性になっていますが、N1用のインナーサイレンサーではパワーもトルクも結構落ちているグラフになっていますね。 立派なパッケージの中には、こんなごついインナーサイレンサーが入っていました。付属のボルトナットセットは結構いいものが入っていて、ステンレスの先端穴あきボルトで割りピンで脱落防止が出来る様になっていました。平ワッシャーとスプリングワッシャーが付いていたのでそれだけで十分だと思うのですがねぇ。でも、私は、いたずら防止タイプのボタン型トルクスボルトにし、ナットはゆるみ止めナット(セルフロックナット)にしました。 バルブを押してみました。片手では結構強く押さないとダメでしたが、両手で力を均等に掛けると結構簡単にバルブが動きます。外径はφ110mmです。115φ出口だと内径は110〜111mm程度なので、ちょうどいいはずです。中のパイプは外径約φ34mm、内径31mm程度です。排気ガスが出る出口がかなり細く絞られるので、排気音質はかなり低音がカットされると期待できます。 さて、パワーエクストリームUは115φの出口部分が結構長いので、インナーサイレンサーを中の方まで入れることが出来ます。そもそも、JASMA認定マフラーのため、インナーサイレンサーを装着することは考慮されていませんから、インナーサイレンサー装着用の穴が空いていません。穴開け加工が必要なのですが、逆にいえば、装着場所の自由度があります。装着した時に少しでも目立たなくさせるには、なるべく中の方へ装着する方がいいですし、ごく普通に出口面一にする方がスッキリ感じることもあります。どちらがいいか決めかねたので、インナーサイレンサーを装着した状態で、音が変じゃない方がいいなと思い、出口面一の場所と、奥に装着した時の場所を決めて、穴を開ける場所をマーキングしておきました。面一の場合、出口から10mmの場所、奥の方に装着する場合は、出口から60mmの場所にしました。一番奥まで入れると75mmくらいのところまでいけるのですが、少し余裕を持たせて60mmの位置しました。 アイドリングさせながらACTIVE
TAIL
SILENCERを入れてみました。出口の太さが細くなるので重低音が劇的にカットされることが確認できました! が、まだボルトで固定していないので、結構振動する音とかが聞こえました。あと、出口面一では、排気音が結構バフバフというような感じの音(表現が難しいのですが…
(^_^;))がして変な感じでしたが、奥の方に入れると、やはりバフバフした感じの音は気をつけて聞くとしてるようですが、そこから115φのパイプが60mm程度あるので、そこでうまくかき消されて変な音の印象はかなり解消されました。ということで、装着は中の方に入れるということに決めました。その方が、ACTIVE
TAIL SILENCERも若干ですが目立ちにくくなるはずです。 出口から60mm内側だとこんな感じになります。結構変なところに穴が空くんですね。(^_^;) ACTIVE TAIL SILENCERを装着するとこんなです。マフラーになんかすごいのが付いているという感じですよね。(^_^;) 後から光が当たるとこんな感じで目立ちますね。普通のインナーサイレンサーとは違うので、σ(^_^)としては、案外変な感じではないなと思いました。 さて、音量と音質のインプレをします。 【音量】 【音質】 ACTIVE TAIL SILENCERを装着することで音量も確実に小さくなっているのですが、音質が重低音成分がカットされたことで、実際の音量低下以上に静かになったと体感することが出来ました。ただ、決してごく普通のセダンやミニバンのようなアイドリングでは殆ど排気音が聞こえないようなレベルにはなりません。しかし、十分に静かな住宅地でも耐えられるレベルになったといえると思います。 さて、実際に走行すると、めっちゃ静かになったと思いました。たぶん、ノーマルの比ではないと思います。気づかないうちにスピードがのっているので、ちょっとビックリしました。静かなのに速いという感じです。 ところで、低速トルクですが、太くなったような感じがします。結構低回転まで粘るのと、たぶん、出足も今までよりもスムーズになったようです。 |