2002年お盆休み帰省 for 九州E
与作国道と日本三大カルスト制覇

8/12、徳島〜大分(その3)
四国カルストにたどり着けたのか?

2002/08/28
最終更新日:2004/11/21

 早速、その林道に入って行ってみました。ところが、この林道は上ってきた県道48号線よりもずっとよい道で、片側1車線の2車線道路。道幅は広く、センターラインは白の波線。ハッキリ言って、協調性の無い青いヤツ1号(謎)・・・いや、ローリング族が喜びそうなそんなルートでした。
 そいういう情報はちゃんと書いておけよな!<ツーリングマップル凸(`_')

 ともあれ、きれいなワインディングロードはとても気持ちがよいものです。今までの狭い与作国道でのうっぷんを晴らすかのようによいペースで走ります。荷物満載のバイクでは、大して速度も出せず、寝かせてもいないのに、簡単にマフラーの集合部が擦ってしまいます。その度に、(;_;)エーンとショックを受けながらも、結局ペースはそのままで走り続けました。(笑)
 ほんの5〜6分も走ると、県道304号線と交差したので右折して入って行きました。林道があまりにもよい道だったので、この狭い県道304号線に腹が立ってしまいました。(爆)
 ここはペースが全然上がらないので、距離の割にすごく時間がかかりました。そして、やっとR440に入りました。でも、初めての交差点をなんとなく曲がったのですが、標識も出てなくて、本当にR440に入れたのか不安になっていました。そんなくらい狭く悪い道だったのです。四国ってこんな道ばっかり。(T_T) ところがこの道、めっちゃ険しいと思った県道48号線よりも、さらに一回り激しく険しかったです。与作国道の見ノ越手前ほどではないものの、曲がりがきつすぎて、道が狭くて、与作国道とはまた違った険しさを持った道路でした。

 『四国、険しい道ツアー』を予定されている方は是非お試しあれ。(爆)

 ヒーヒー言いながらなんとか地芳峠にたどり着けました。ここでルートを確認しようと思って停まったら、徳島ナンバーの大型バイク達が停まっており、私の方に近寄って来ました。

 いやー、こないでー。(;_;)エーン
                 てことはないけど。(^_^;)

 『今上がってきたルートはよい道でしたか?』と尋ねられたので、「めっちゃ険しいですよ」と答えました。そして、「どこを走ってきたんですか?」と逆に聞くと、『センターラインのあるきれいな道を上ってきて、そこから出てきたよ』と答えられました。ん? もしかして、そのきれいな道ってあの林道のこと? とピンと来ました。
 「そこから出てきた」と指さされた道は狭くて、普通気付かなさそうなところでした。『ずっといい道だったよ』と言っていたので、「じゃっ」と言ってその道に恐る恐る入って行ってみました。
 ちなみに彼らは、きれいな道を上ってきれいな道を降りられると友人?から聞いて来たとのことだったので、σ(^_^)が今上ってきた道がきれいな道だったのか訪ねてきたらしかったです。でもそんなきれいな道って、あの林道しかねーぞ。と思ったのでした。結局彼らは、どのルートを通るのかな? と気にはなったのですが、それよりも四国カルストのことが気になっていたので、長居をせず、その道に入って行ったのでした。(笑)

 最初狭くて、本当にこの道でいいの? と思ったのですが、徐々に道が広く、よくなりました。そして、道路の脇に大きな石灰岩が! はい、この道でよかったようです。(^。^;) やっとたどり着いたみたい。しばらく行くと見晴らしがよいところにでました。広い駐車場もありました。そして、記憶の片隅に残っていたあの四国カルストの風景が、今度は霧に視界を遮られずに雄大に広がってくれました! やった、やっとたどり着いたよ。(ToT)ウルウル 苦労して回ってきたもんなー。

 ここ、四国カルストは、地芳峠で1,000mくらいあり、そこから徐々に上っていき、最終的に1,400mくらいまで上がる、尾根づたいのカルスト地形なのです。ちなみにカルスト地形とは石灰岩が長い年月をかけて削られつくられた独特の地形で、あちこちに白い石灰岩が草原から覗いてゴロゴロしている場所なんです。この付近の下の方には、通常鍾乳洞が形成されている場合が多いですね。
 ひどい道を苦労してやっとたどり着く高原に形成されているカルスト地形なので、まるで天空のカルストという感じでめっちゃ感動します。めっちゃ気持ちいいです♪ 私的には、四国カルストは絶対お奨めです。広い草原の高原なので牧場もあり、すごくのどかで、暑い夏でも常に涼しくていいですよー♪


本当に『平』って感じです。
尾根なので回りがグルッと一
望できますよ。

shikokukarst02.jpg (49604 バイト) shikokukarst03.jpg (50640 バイト)
ひたすら山の上の高原って感じで
見晴らしがよく青々とした草原が
続きます。所々に見える白いのが
カルスト特有の石灰岩です。

shikokukarst04.jpg (72469 バイト) shikokukarst05.jpg (75699 バイト)
白いのに近づくとこんなです。
草から一杯顔を出しています。

 一通り撮影をして、四国カルストの中、尾根沿いの道を通り抜け、向こう側に出ました。出たところは、国民宿舎天狗荘のところでした。(爆)
 え? うそ? ここってさっき来てUターンしたところじゃ・・・? なんか、すごく分かりづらい脇道から急にあの場所に出たのでした。なにー!!! こんなところに入って行く道があったのかー! もっと分かりやすく看板を出しておけよー。なんで看板がないんじゃー。凸(`_')

 オラー!! (ノ−o-)ノ ┫:・'.::・ バカヤロー

 なんか、ひどい道を苦労して上ってきて、Uターンしてまたまたもっとひどい道を迂回して・・・。なんて馬鹿なことをさせられてしまったんだろう・・・。(;_;)シクシク
 みなさんは、ちゃんとたどり着いてくださいね。(´ヘ`;)ハァ 一気に力が抜けてしまった瞬間でした・・・。(×_×;)

 でも、気を取り直して、例の林道を使ってR197(通称:行くな!国道)まで降りていくことにしました。

 すっかり力が抜けてしまったのですが、やっぱりあの林道は楽しい♪ ついついペースが上がってしまいます。荷物満載で下りなのに調子に乗って飛ばして降りていきました。

 行くな!国道に出たら右折して2〜3kmほど行くと道の駅 ゆすはら があるのでそこで昼食休憩をとることにしました。時間は既に14時過ぎ。でも、徳島から走ってきてここで、「まだ」14時過ぎとも言えます。さてどうしようか・・・。ここから行くな!国道をひたすら走っていくと日があるウチにフェリーに乗って大分へ渡ることができます。上の四国カルストの画像のように、天気がちょっと心配でもあります。うぅ〜ん。
 しばし悩んで、とりあえず、四万十川源流とやらに行ってみようと思いました。行くな!国道を戻ってだいたい15〜6kmくらいかなぁ? 行くな!国道は片側1車線の広い道なのに交通量が少なくて気持ちよく走れました。でも、なかなか源流へ入る道が分かりません。(^_^;) 天気もどんどん悪くなっていき、空には真っ黒な雲が。w(☆o◎)w

  雨はいやぢゃぁ〜。雷はもっといやぢゃぁ〜。

 ま、四国ならいつでもくることができるし、テントは濡れているし、今日はもう十分走ったし、また雨にやられるのはしゃくだし帰るか。(笑)

  あれ? 与作国道走破は!??

 そう、この時は四国カルストに無事たどり着けたということですっかり忘れていました。ヽ(。_゚)ノ んばばんばんば (爆)

 とにかく、雨から逃げたい一心で、行くな!国道をUターンして大分への道へと知らず知らずのウチに向かっていましたとさ。(笑)

 行くな!国道を西へ、愛媛県に入り日吉村で北へ向きを変え大洲へ、あの真っ黒な雨雲から一目散に逃げるように走っていきました。いつの間にか天気も良くなり、道の駅 しろかわ では暑すぎるくらいに太陽がギラギラと輝いていました。ここでもちょっと一服して、( ゚o゚)ハッ! っとここでやっと与作国道走破をしていないことに気付いてしまいました。(大汗)

 う〜ん、どうしようかな? 今から戻る・・・? でも、今から戻ると今日中に大分へ戻ることができなくなることは確実だし、それに、濡れたテントを張って、また雨にあって?? などと考えていたら、もう面倒くさくなって、与作国道走破の目標なんて、

  (・_・ )ノ"    ゜ ポイッ

 っと捨ててしまいました。(笑) 朝7時に徳島を出発すれば、十分に1日で走破できることが分かったので、また次の楽しみにでも取っておこうなんて考えてしまったのでした。いいのか、それで?( ;^^)ヘ..

 そう、あっさりとそう考えたら、今度は日が暮れる前にフェリーに乗るという新たな目標ができました。まぁ、このペースで行けば十分に間に合うよな、と思いました。
 昨年末に車で乗った18時半三崎港発のフェリーなら十分に間に合う時間でした。

 行くな!国道は順調でした。大洲市でも市街地を避けるような感じでバイパスされていますしね。ここまでくれば、もうもらったも同然です。(^。^)v

 でも、世の中はそんなに甘くありませんでした。八幡浜市に入るといきなりひどい渋滞。。・゚゚・(>_<)・゚゚・。 八幡浜市ではパイパスする道が無いのです。しかも12日といえば、普通官公庁は間違いなく普通勤務態勢ですよね。時間的にも17時半頃になっていましたし思い切りラッシュ・・・。困った。路肩は狭く、思うようにすり抜けもできませんし、トンネルの中は暑いわ、臭いわ、動かないわ、で最悪・・・。なかなか進めないまま、時間だけが刻々と過ぎて行ったのでした。

 我慢してなんとか八幡浜市の市街地を抜けたら、もう後はやりたい放題!(笑) 保内町で少し信号があるものの、そこを抜けると一気に信号のない、まるで高速道路のようなひたすらきれいな 行くな!国道が繋がります。伊方町から先は佐田岬半島になり、この行くな!国道だけが何故かとても良い道になっているのでした。ここは通称、佐田岬メロディーラインと言うそうです。メロディー? 何がメロディーなんでしょう? 潮騒のメロディーなのかしら? などと思いつつ、実は車やバイクの排気音メロディーを奏でながら走るからメロディーラインなんだなと、勝手に決めつけ(笑)、爆音をとどろかせて、ぬふわkm/hくらいで巡航しました。ヾ(@°▽°@)ノあはは

 でもね、そのペースに追いついてくる軽トラがいたんですよ。なんか怖くて、実はその軽トラから逃げていたということは、ここだけの話にしておいてくださいね。

 この佐田岬メロディーラインは34〜35kmくらいあるのですが、何故か20分そこそこで走破できてしまいました。(謎)

 そして、三崎町三崎港に国道九四フェリー18時半出航の5分前にギリギリ間に合いました。(^。^;)ホッ

 すぐにフェリーに詰め込まれました。荷物を客室に持っていって、ちょっと一服していると、すぐにフェリーは出航しました。目標通り、太陽もまだ出ていました。

dirst.jpg (59752 バイト)
フェリーに乗って気付いたのですが、
膝裏が汚れていました。汚れたパワー
フィルタを拭いて汚れたのか、パワー
フィルタが空気を吸い込むときに汚れ
が吸着したのかは不明ですが、ディー
ゼルの排気ガス色していました。むう

jellyfish01.jpg (29751 バイト)
三崎港を出てすぐの海です。なんだか
分かりますか? 最初、ビニール袋が
たくさん浮いていて、マナーが悪い汚
い港だなと思ったのですが、よく見る
とジェリーフィッシュ。そう、クラゲ
の大群でした。このあたりはもうこん
なにクラゲが出てるんですね。そうい
えば、もうお盆ですもんね。

sadamisaki01.jpg (44346 バイト)
佐田岬に沈む夕日です。きれいです
ね。夏の夕暮れって感じで、まだ暑
かったのですが、視覚的になんとな
く涼しげになりました。

cloud01.jpg (24671 バイト)
沈んだ太陽が照らしている
夏の雲です。これも気持ち
よさそうな雰囲気ですね。

fishingfire.jpg (37806 バイト)
豊後水道の漁り火です。
何をつっているのでしょ
うか? イカかしら?

 60分ほどで大分県は佐賀関に到着しました。いくら日の長い夏で、しかも関東からかなり西の方に来ているとはいえ、お盆ともなると19時半過ぎは既に真っ暗でした。感覚的に関東よりも大分の方が60分近く日が暮れるのが遅いんですよ。実際は30分そこそこの違いなんですけれどねぇ。
 あたりがすっかり真っ暗になってしまったとはいえ、このあたりはまだ大分にいた頃によく走った海岸線ですし、どこかでテントを張るというわけでもなし。気楽にのんびりと実家へ向けて帰りました。ゆっくり帰ったのですが、50分足らずで帰り着けました。

 ふう、和歌山の土砂降りの雨ではどうなるかと思ったのですが、なんとか今日も雨に合わずに無事帰り着くことができました。良かった良かった。途中で、当初の目標、与作国道走破をすっかり忘れてしまい、ぼけたかな?と思ったのですが、まぁ、無事に帰り着くことができたのでよしとしましょう。(笑)


帰り着いたときの距離計は、
13,438.3km、今日の走行距
離は539.65kmでした。下道
だけ、それも非常に険しい
道をたくさん走ったにもか
かわらず、結構距離が伸び
ました。横浜を出てから、
約1,300kmも走ってしまい
ました。(^_^;)

つづく・・・