クラッチカバーその2
11Fカバー流用の致命的な違い
力業の解決編(その1)

2002/07/3
最終更新日:2004/11/21

★2002/06/29

 待ちに待った週末がやってきました。ゲットした11Fのリフタープレートを手に、早速クラッチカバーを取りはずしました。で、7Fのリフタープレートをマジマジと眺めては11Fのリフタープレートを比較をしてみたりしました。

7flifterplate01.jpg (55320 バイト) 7flifterplate02.jpg (58755 バイト) 7flifterplate03.jpg (25677 バイト)
7flifterplate04.jpg (37707 バイト) 7flifterplate05.jpg (33341 バイト)

 11Fのリフタープレートと比較すると随分と違いますね。まず、ラジアルベアリングを装着する真ん中の部分が凹んでいません。それに、スプリングをしっかりとホールドするような爪が出ています。11Fのは単なる溝だったのに。それに、やっぱり全体的に厚みが薄いですね。

lifterplate01.jpg (24249 バイト)

 これを見て思ったのは、11Fのリフタープレートを着けても、ラジアルベアリングを装着する中心の部分の位置って変わらないんじゃねぇのか? ってことです。(^_^;)

 とりあえず、リフタープレートを仮組みしてみました。目の錯覚で11Fのリフタープレートの方が出ているように見えました。

lifterplate02.jpg (43614 バイト) lifterplate03.jpg (46052 バイト) lifterplate04.jpg (48663 バイト)

 この状態で、クラッチカバーを仮組みして、シャフトのレバーを指で押してリフターロッドがリフターガイドにこつんと当たるところまで押してみると、全然変わってませんでした。(;_;) 11Fリフタープレートの違いが原因ではなかったようです。念のため、本当に差がないのか計測してみました。スプリングを外し、クラッチセンターに7Fリフタープレートを装着して、ラジアルベアリングが当たる部分と、ロックナットとの距離を測りました。2.8mmでした。次に11Fリフタープレートに換えて同じく計測しました。3.1mmでした。計測誤差、パーツの個体差などを考えると同じ距離だと言えると思います。ということは、リフタープレートの違いは全く関係なかったと言うことです。

lifterplate05.jpg (51380 バイト)
画像の縦の矢印のところ(ロックナット位置)
と横の矢印のところ(ラジアルベアリング装着
位置)を計測、距離の差はありませんでした。

 さて、ここで谷口さん計測結果の「2ミリ」を思い出しました。そうなんです、11Fのクラッチハウジング(アウター)のギアが2ミリ厚いと言うことなんです。その2ミリがクラッチ全体をクラッチカバー側に近づいている数値何じゃないのかなと。

 では、どうやってその2ミリを稼ごうかなと考えました。最初はリフターガイドとラジアルベアリングの間に2ミリ厚のカラーを挿入してみようかなと思いましたが、そんなところにあうカラーはもちろんワッシャも見つかりそうにありません。それに、ラジアルベアリングとの隙間をつくることになるのでちょっと心配でした。それなら、アウターを外してメインシャフトに2ミリのカラーを入れるか? と思いましたが、超面倒くさいのでやめました。
 あ、そうだっ! クラッチセンターの先端部分とリフターガイドの間に入れてやればいいぢゃん。ここは6ミリのボルトなのでワッシャーも容易に手に入るし。そう思って、ここに1ミリ厚ワッシャを2枚重ねで入れてみることにしました。

offsetwasher01.jpg (41146 バイト)

 分かりますか? こんな感じで2ミリを稼ぎました。さて、この状態で、スプリングは9Fのスプリングで装着してみました。するとどうでしょう! シャフトのレバーの遊びが少なくなり、いい感じです。クラッチレバーも軽々♪ これってもしかすると7Fのクラッチよりも軽いぞぉ〜。やったと思って喜んでいましたが、

( ゚o゚)ハッ! そうか!

 はい、そうなんです。2ミリリフタープレートをクラッチセンターからクラッチカバー側に寄せたということは、その分だけプレッシャープレートとリフタープレートの隙間が2ミリ広がったということです。そう、つまり、スプリングを入れている空間が2ミリ広がったのです。スプリングのプリロードが2ミリ分少なくなったということです。そりゃ軽くなるわな。(^_^;)

 ちなみにクラッチスプリングの自由長は

 7Fスプリング  33.6mm
 9Fスプリング  35.5mm
 11Fスプリング 40.0mm

 それぞれ実測値です。もうお分かりですね。7Fスプリングと9Fスプリングの自由長の差が1.9mmなんです。つまり、リフタープレートを2ミリ浮かせたということは、9Fスプリングを入れてやっと7F並みの強さしかスプリングの効果が無いということです。σ(^-^;)がどうして11Fのスプリングで強化して、重くなったクラッチを11Fのカバーに換えて、それでも軽くならず苦労しているのか、ということを考えると、これでは意味がありません。7Fのスプリングでは力が弱すぎてクラッチが滑ってしまうので、強化しているのです。

 ということで、11Fクラッチスプリングに交換することにしました。今日は結局これをやることでリフタープレートの脱着がなんと4回目となります!!! ここのところ何度も着けたり外したりしていましたので、もう脱着回数が多すぎですよねぇ・・・。
 さて、スプリングを交換してボルトを締めていくと・・・

  パキッ

  あ、折れた。

(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫))))) 

つづく。。。