キャブレター

1999/06/21
最終更新日:2004/11/21

エンジンもオーバーホールすることですし、せっかくエンジンを開けるわけだから、823ccへの排気量アップもはかります。ということは、日頃貧乏な私は、ローンを組むことになりました。(/_;)
そうか!( ゚o゚) ローンを組むということは、キャブレターも交換できるんだ! などと、しわが減ってきている私の脳ミソは単純に考えてしまい、ローン申し込みの際にキャブレターまで組み込んでしまいました。これが、『めくるめく夢の世界』への入り口でもあり、『びんぼー地獄の世界』への入り口でもあったのです。(ToT)

さて、キャブレター交換のさいに、ケーヒンFCRにするかミクニTMRにするか悩みました。FCRはケーヒンだから信頼性は高いし、ユーザーも多い。が、形がなんかあんまり好きくない。ミクニは、ブランド的にちょっと。。。なんだけど、形が結構好きだし、FCRよりもあとに出たものだからいいだろう。それに、私の知り合いには、TMRをつけている人がいない、という安易な理由で、TMRを選択しました。取り付け&セッティングは、CBF ハイブ(Custom Bike Factory HIVE)さんです。私は、「改造しているぞぉ〜!」という風に見えるのはあまり好きではありません。できるだけ、ノーマルフォルムを保ちたい派です。そのため、たとえキャブを交換しようとも、エアクリーナーボックスは残しました。エアクリーナーボックスの加工もハイブさんにお任せです。ところで、OH&キャブ交換の申し込みをしたのは6月でしたが、キャブが納品されるのは、11月頃とのこと。どうやら在庫もないらしい。まあ、OH後はしばらく慣らし運転が必要なので、それでもいいかと思いましたが、慣らしはOH後、1ヶ月足らずで終了してしまいました。(^-^;) 結局2ヶ月以上、待たされる羽目に。。。。(悲)

11月に入って、ようやくTMRがハイブさんに入ったようです。早速再びバイクを持ち込みました。ところが、セッティングがうまく出来ないみたいなんです。どうやら7,000rpmあたりでエンジンが回りにくくなるらしい。そういえば、そんな症状は前からありました。今考えれば、3年くらい前からたまにそんなことがありました。私は、エンジンが痛んできたからとか、キャブが悪いからということと同時に、電気系にもどこか悪いところがあるのではないかと思っていました。ハイブさんでも2週間以上悩んでいたようで、結局メインハーネス,スパークユニット,イグニッションコイル,プラグコードなどを交換して、ようやく直ったようです。原因の特定は結局のところ出来なかったようですが、それぞれ単品で交換しても症状は変わらず、まとめて交換したら直ったということなので、それぞれが少しずつ調子を崩していたのかもしれません。

さて、ノーマルフォルムを崩さないために残したエアクリーナーボックス。わたしは、これにフィルターをセットして埃などからエンジンを保護するつもりでした。ところが、加工されたエアクリーナーボックスは、・・・・。(゚ o゚;)  なんと、蜂の巣ではないですか! エアクリーナーボックスじゅうにありとあらゆるところにドリルで穴が開けられていました。 (((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫))))) ハイブ、小林さん曰く、「これくらい開けないと、空気をすわないんだよね。」と。う〜む、しかし、頻繁にエンジンを開けられる人はいいが、貧乏な私にはフィルターは必需品。
これから、苦悩のフィルター装着技の試行錯誤が始まりました。
詳細は、エアクリーナーボックス編につづく。。。。(爆)   

carb02.jpg (63976 バイト)

そうそう、ここはキャブレターのページ。TMRの実力の程は??
まず、TMRはレーシングキャブレター、強制開閉キャブレター,直キャブなどいろいろな呼ばれ方があります。FCRもしかり。普通、ノーマルのオートバイに付いているキャブレターは、負圧バルブの上下によって、ベンチュリー径が広がり、空気流用とガソリンの吐出量が変化します。負圧バルブを作動させるのは、アクセルと連動しているバタフライバルブの開閉量です。しかし、レーシングキャブレターは、アクセルが直接バルブを作動させ、空気流量とガソリンの吐出量をコントロールします。扱いとしては、レーシングキャブレターではラフなアクセル開閉はダメです。ジワッとゆっくり開けてあげないと、一気に空気を吸い込んでしまいボボボボッとなって、全然回転があがってきません。逆にそうなるギリギリの速度で開けると、もうそれはとんでもない世界へ連れていってくれます。(笑)

初めて乗ったとき、まず、低速のトルクが太くなったような気がしました。そこからゆっくりゆっくり開けていったつもりなのに、なんかすごく速かったです。ボアアップ後とはまた違う意味で、別物に生まれ変わっていました。<私のCB−F。         
でも、ラフな開閉に慣れている私には、扱いがとても難しくて、乗るたびにどきどきしていました。あと、吸気音がすごい。低速で、ヒュー・・・,中速でキュオー,全開でンゴワアア・・・と、排気音が聞こえなくなるほどです。吸気音に酔いしびれます。いや、マジで。(笑) 吸気音だけでも、なんか速い気がします。全開にすると、すごく怖いくらいです。でも、アクセル開閉に慣れるまで、1ヶ月はかかりました。デリケートな扱いに慣れていないもので。

ちなみに、バイクの引き渡しは、12月中旬だったんですが、その時のセッティングデータは次の通りです。           

エアクリーナーボックス穴開け加工フィルター無し
メインジェット #160
パイロットジェット #25
パイロットスクリュ 1回転戻し

ミクニのTMRには、問題があります。ミクニからはいくつかの車種用が出されていますが、それは、キャブレター間のピッチをあわせただけのもの。スピゴットリング(マニホールド)径は同じベンチュリー径だと同じ物が使われています。車種ごとに異なるのにです。ちなみに7F用TMRは36φになりますが、スピゴット外径は、41φです。CB−Fは44φなのに、3mmも細いのです。
同じくTMRを扱っているヨシムラに問い合わせると、ミクニから出てくるものは細いので、車種ごと専用のスピゴットをつくって交換して販売しているとのこと。ハイブ小林さんが、販社に強く言ったらヨシムラのスピゴットと交換してくれることになりました。でも、そのころハイブさんはとても忙しくて、待ちきれなかった私は自分で交換することにしました。これが、ミクニ標準スピゴットとヨシムラ製CB−F用スピゴットです。短くて太い方がヨシムラのスピゴットです。自分でスピゴットの交換をして、加工し直したエアクリーナーボックスもつけました。
しかし、(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))   
なんと、キャブと燃料コックのクリアランスが殆どありません。いや、全くありません。(T◇T) 他の車種ではクリアランスは少ないものの当たらないということ。どうやら私のCB−Fは、誤差が悪い方へ偏ってしまったみたいです。(ノ_・、)グスン とりあえず回避策として、タンクをフレームに固定する穴を広げました。これで、なんとか2〜3mm程度のクリアランスがとれました。(^。^;)フウ

10月終わり頃にタンクを交換しました。同じFAのタンクなんですが、なんと、燃料コックのクリアランスはこんなにあります
同じタンクなのに、個体差がたくさんあるんですね。ビックリしました。でもこれで、一安心です。(^。^;)ホッ

ノーマルエアクリーナーボックスを利用したTMR装着車はこんな感じです。あくまでもノーマルっぽいでしょ? (^_^)v     

199903_01.jpg (85933 バイト)

でも、今はエアクリーナーボックスの加工し直し&フィルターつきなので、セッティングにはまりまくっています。(^_^;)